契約とは、約束事です。それは本来、口約束でも成立するものです。
しかし、口約束では何も形として残るものがありませんので、後から内容を忘れてしまったり、言った言わないとなって争いになる危険性をはらんでいます。
そこで約束事をきちんと「契約書」として文書にしておけばスムーズです。
どんなに長年の取引があったとしても、どんなに親しい間柄であったとしても、契約書を交わすことをお勧めいたします。相手との関係を大切に思えばこそ、「親しき仲にも契約書あり」なのです。
「契約書」と聞くと何か、トラブルを予想していたり、相手を疑っているようで、相手方の心証を悪くする、相手に身構えられてしまう、と考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、そうではありません。
契約書は、契約の当事者双方にとってメリットがあり、無事な取引を約束する礎であり、誠実な信頼関係をつくっていく第一歩になるのです。
人間の記憶はあてになりません。そして、人間関係を過剰に期待する事は危険です。
口約束だけでは、後になって一方が自分の都合の良いように、内容を主張することもできてしまうからです。
双方が合意した内容を、当事者はもちろん、第三者にも明確な形で残す。
契約書は、無用なトラブルを防ぎ、当事者同士がビジネスに注力できる環境を創る礎です。
また、お互いの権利義務を明らかにすることで、約束を守らせる(履行)ことへの強制力を生みます。
仮に後からもめそうになっても、契約書という「文書」は強い証拠になってくれますので、裁判や法的紛争になったとしても、有利になります。
もしも、契約書がないままトラブルや裁判になると、それを収拾するための費用や時間などのコストは計り知れないものになります。弁護士費用や裁判費用までかかってしまうことになりかねませんし、何より精神的な疲弊も味わうことになります。
そうならないための「予防法務」として、最初にきちんと契約書作成をすることが、無用なコストも避けてくれるのです。
契約書が、あなたの権利、財産を守り、あなたに「安心」とビジネスの拡大・繁栄をもたらします。
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